盗撮の犯人は恋人

「知らないうちに写真を撮られ、ネットにあげられていた」
「ネットに自分の部屋の画像や、顔はわからないが生活している光景があって怖くなった」
こういったことから盗撮調査のご相談を頂くことも多くなっています。

中には、「ネットに自分が部屋にいるときの画像がある。第三者に知らないうちに部屋に出入りされているので、引っ越さなければ」とお考えになる方もあります。

でも、盗撮の犯人で多いのは、恋人(交際相手)・親しい友人です。
元配偶者・元恋人(元交際相手)といったこともあります。

盗聴器・盗撮器の設置は、対象者の自宅や部屋に行うことがほとんどです。
(※中には車、仕事場などといったケースもあります)
こういった場所は、関係のない人が勝手に入ることは難しいですし、出入りすれば目立ちます。
家族や親しい関係の人であれば、出入りはおかしいことではないですし、相手を信用していれば、行動を把握しようとは思いません。

盗撮の理由としては、相手の画像や動画がほしい、付き合っていることを記録しておきたいといったものから、別れないようにするための保険、一方的な恨みや妬みのためといったこともあります。

ネットにあげた理由としては、自分の恋人を自慢したつもり、顔がわからないようにしたからいいと安易に考えていたり、付き合いの中で不満があったので腹いせにといったことが多いようです。

盗聴・盗撮を行っていた恋人・友人で多いのは、下記のタイプです。

  • 嫉妬心・独占欲が強い
  • 猜疑心が強い(些細なことから浮気などを疑いやすい)
  • 妄想しやすい
  • 過去に相手の浮気などで別れており、恋愛のマイナスイメージを引きずっている
  • 優劣に敏感・自分が一番でないと気がすまない
  • 好奇心が旺盛で短絡的

恋人や友人が盗撮器をしかけていた場合では、取り外して様子をみるか、相手と話し合うといった形が多くなります。
恋人や婚約者がそれによって疑わない・安心するならとそのままにしておくという方も少数ですがあります。

ただし、別れ話が出たとき、「こういった画像や映像がある、別れるならこれをばらまく」などといった脅迫に悪用されるケースもあります。
他人に見られたくない画像や映像は撮らない・撮らせないとともに、盗聴や盗撮には一応注意しておく方がいいでしょう。

また、相手からのプレゼントには十分注意しましょう。
盗撮器の中には、ぬいぐるみや人形、置き時計、照明、ACアダプター、ライターなど、身の回りの物に偽装しているものが多くあります。
市販の盗聴器・盗撮器確認グッズに対応し、より隠蔽力を増したものも増えています。

「交際中、相手に合い鍵を渡した。別れるときに返してもらったが、スペアによって出入りされ、盗撮器をつけられた」という方もあります。
盗聴器・盗撮器のチェックとともに、できれば、鍵は交換する方が安心です。

盗聴・盗撮に関する調査ご相談の際はご注意ください

盗聴・盗撮が疑われるときは、自宅からのお電話は避けてください。
できれば探偵社の検索の段階から、自宅・自室から出る方が無難です。
盗聴・盗撮の相手に行動を把握させないように気をつけましょう。
外で一人になれる場所で、固定電話、LINE、メールなどでのご相談をおすすめします。