夫や妻の浮気、婚約者の浮気のご相談では、「お酒の席からの浮気」もあります。

お酒を飲むことで気分がよくなったり、盛り上がったりして、つい異性に声をかけたり、誘ってしまったということも。
中には、酔っていることを悪用され、浮気になってしまったというお悩みもあります。

夫や妻本人は「お酒のせいだからもう二度とはしない」と思ってても、浮気相手に泣かれたり、
「浮気をばらす」と言われて、ずるずると関係が長期化していたということもあるのです。

次のような例もあります。

「浮気など考えてもいなかったことなのに、お酒を飲みすぎて、親しい同僚とホテルに行ってしまった。前から好きだったと言われ、ほだされて浮気になってしまった」

「飲み会で気持ちが悪くなり、送ってくれる人と関係をもってしまった。別れると言ったが、『家族や職場に浮気をばらす』と言われ、写真ももっているというので、怖くて付き合ってしまった」

お酒の席からはじまった浮気であり、酔っていて一度だけの浮気だった、浮気相手に脅されていたというときは、浮気相手への慰謝料と接近禁止の念書、ご夫婦、カップルでのやり直しをお考えになることが多いようです。

しかし、お酒の席からはじまったとはいえ、長期間浮気をしていた、浮気相手に高額なデートや贈り物をしていた、旅行に行っていたなどの場合、復縁は難しくなることがあります。

また、浮気は覚えていないとお酒のせいにして逃げようとし、自分の責任を認めない、ホテルでも毎回眠っていただけで何もない、と言いはる方もあるようです。

このようなときは、言い逃れできない浮気の証拠(不貞行為の証拠)を複数回とった方がいいでしょう。
そうすることで話し合いでごまかしはきかなくなります。

浮気についての話し合いの前に、確かな浮気の証拠の確保をする、自分は今後どうしたいのかを考え、場合によっては探偵、弁護士などの専門家に相談するなど、復縁、離婚とも準備をしっかり行われることをおすすめします。