浮気をしていることを、夫・妻、あるいは婚約者に気がつかれたくない――
浮気をしている側がこういった考えから、「浮気のためのアリバイ」を作ろうとすることがあります。
浮気のためのアリバイは、「すぐ嘘だとわかるような間に合わせのもの」と「偽の証拠を準備するほど用意周到なもの」まで様々です。
比較的多いアリバイ
比較的多いアリバイとしては、「仕事」「体調」があげられます。
「仕事で急な残業が入った」
「部下のミスをフォローしなければならず、帰宅が遅れる」
「休日出勤に出てくる」
「泊まりで県外に出張がある」など、どれも言われれば納得してしまいそうなものです。
でも、注意してみると「おかしい」と気がつくことも。
「急に残業が増えた、以前はついていたのに残業手当がつかない」
「休日出勤に行っていたはずなのに車のガソリンがかなり減っている」
こういったことから気がつくこともあります。
「体調」では、配偶者や婚約者に「調子が悪い」と言われれば心配するのは当然です。
「体調を崩したので家にいる」
「病院に行くために出かけていた」
こういったときに浮気をすぐ疑うということは少ないものです。
どちらかというと、それまでに浮気を疑わせることがあり、それで嘘だと気がついたというケースが多くなります。
「家で寝ていたというが、外出していた」
「病院に行っていたというが、保険証も診察券も持っていかず、薬ももらってこない」
といったことがわかり、そこからおかしいと思われる方もあります。
用意周到なアリバイ
中には、用意周到なアリバイを準備するケースもあります。
友人や実家を利用してアリバイを作ったり、チケットやレシートをとっていた、浮気相手と一緒にイベントに参加していたなど、巧妙なことも。
巧妙に浮気のアリバイ作りをする人ほど、すぐに浮気を認める確率は低いようです。
アリバイが本当かどうかを確認するには、
「いつ、何と言ったか」
「一人か、それとも誰と一緒だと言っていたか」
「実際はどうか、証拠はあるか、またはおかしいと思われる証拠はあるか」
こういったことを紙に記録して、冷静に判断する方がいいでしょう。
浮気だと確信できたときでも、確実な証拠をとり、今後の準備をしてから話し合いにのぞみましょう。