ストーカーによる郵便物の窃盗

ストーカーによるトラブルで探偵へご相談なさる方も増えています。

「気をつけているのに、ストーカーに電話や連絡先が知られる」
「いつの間にか自分のことを知られたり、行動を把握された」
「ストーカーが恋人や友達のことを知っている、連絡された」

こういったときにチェックしたいのが「郵便物」です。

ストーカーが、ご本人や家族が捨てたゴミを確認し、情報を盗み出すケースもあります。

次のようなことがあった場合は、注意なさった方がいいでしょう。

  • 手紙が届かないことがあった
  • 手紙などに一度開封されたような跡があったことがある
  • 公共料金の明細が足りない
  • DMが極端に少なくなった

郵便物の安全対策

クレジットカードや公共料金の控え、各種DMなどは、特に情報がとりやすいものです。
ゴミに出す前に、できるだけシュレッダーをかけたり、セキュアスタンパー・個人情報保護スタンプ(スタンプを押すことで下の情報が見えなくなるもの)などを使って、対応しておきましょう。
シュレッダーやセキュアスタンパーは、ホームセンターや文具店、Amazonなどで購入できます。

郵便ポスト自体からの抜き取り防止には、鍵やダイヤル式の郵便ポストを利用するのもいいでしょう。
これで、本人と家族以外は取ることができなくなります。

アパートなどで郵便ポストが取り替えられない場合は、メール便などは近くの郵便局や宅配便の営業所留めにしてもらう、ネット上での確認サービスを利用し、明細を送るのをやめてもらうといった方法もあります。

なお、悪質なストーカーの中には、被害者の実家の郵便物をあさって、引っ越し先や連絡先を入手していたケースもあります。
ストーカーでお悩みの場合、ご実家でもできれば郵便物とゴミの対策をして頂くことをおすすめします。