盗聴器・盗撮器の発見調査で、実際に盗聴器がみつかった。
このとき「誰が盗聴器をつけたのか?」を確かめたところ、身近な家族だったということがあります。
意外なようですが、盗聴の犯人で最も多いのは「家族」です。
家族による盗聴では、最も多いのが「夫・妻」、次に「父親・母親」となります。
実際に盗聴器がみつかったときに、「まさか家族が盗聴器をつけていたとは思わなかった」ということも少なくありません。
家族を疑う方は少ないので、長期間盗聴されていたという方もあります。
何故、家族が盗聴をするでしょうか。
夫・妻による盗聴では、パートナーの浮気を心配して、あるいは家にいるときに何をしているのか、誰が来ているのかを確かめたいということが多いようです。
父親・母親による盗聴では、主に子供の素行や交友関係を心配してのことが多くなります。
また、血縁関係はなくても、義父・義母が家庭や孫のことを心配して、盗聴器をつけていたことも。
他にも、兄弟や子供が、興味本位で盗聴していたなどといったケースもあります。
ただし、中には、「配偶者や子供の行動をすべて把握しておきたい・支配下におきたい」という一方的な執着心でのこともあります。
盗聴がわかった段階での話し合いや対応で、相手の言動や行動を確認し、冷静に判断する方がいいでしょう。
盗聴が不安な場合、次のようなことはないかをチェックしてみましょう。
- こちらが言っていないはずのことを知っている
- 事前に行動や外出先を把握していることがある
- 来た人や連絡してきた人について知っていたり、その人のことを詳しく知りたがる
- 交友関係を把握している
- 欲しいものややりたいことなどに度をこして気がつく
盗聴・盗撮に関する調査ご相談の際はご注意ください
盗聴が疑われるとき、自宅や自室からのご相談は避けてください。
その会話が盗聴している相手に筒抜けになる可能性があります。
一人になれる場所で、固定電話、LINE、メールなどでのご相談をおすすめします。
また、盗聴・盗撮に関する相談を家族や恋人・親しい友人にしたところ、相談相手が仕掛けたものだったというケースもあります。
相談相手が信用できるか、盗聴・盗撮に関わっていないかを冷静に判断しましょう。