夫や妻の浮気がわかったとき、とてもショックが大きかったという方がほとんどです。

「浮気相手ときちんと別れさせて復縁したい」
「配偶者を信用できなくなったので離婚したい」
「まだ復縁か離婚か決めかねている」など、浮気を知ってからのお考えはそれぞれです。
でも、どの場合でも、「浮気の証拠」をしっかりととっておくことをおすすめします。

夫や妻の浮気がわかってからの対応は、主に次のようになります。

1.離婚を希望し、配偶者と浮気相手に慰謝料の請求
浮気(不貞行為)を理由とし、離婚を希望する
また、配偶者と浮気相手に慰謝料の請求を行う
この他にも財産分与、子供さんがおられる際は親権、養育費などの取り決めが必要になります

2.離婚を希望、配偶者に慰謝料の請求
浮気(不貞行為)を理由とし、離婚を希望する
配偶者に慰謝料の請求をする

配偶者が浮気相手に対し「独身」と嘘をついていたり、浮気相手が未成年だった等の場合、慰謝料の請求ができません
(※既婚だとわかっていたと判断されるときは慰謝料の請求が可能なこともあります)

3.復縁を希望、浮気相手に慰謝料の請求
浮気(不貞行為)を理由とし、浮気相手へ慰謝料の請求をする形です。
配偶者への慰謝料請求はある場合とない場合があります。
浮気相手から、「今後、接近しない」という念書をとる形もあります。

4.復縁を希望、現状のまま
配偶者、浮気相手とも慰謝料の請求等を行わず、現状の家庭生活を維持する形です。
「子供がまだ幼いので、離婚をすぐにはしない。でも、浮気が続くようなら、離婚も考えて、浮気の証拠を継続的にとっておきたい」
「遊びのようなので少し様子をみたい」などとお考えの場合に選択されることがあります。

夫や妻の浮気がわかってからの対応は、その方、そのご家庭ごとに違ってきます。

浮気の証拠は通常「不貞行為の立証」になります。
証拠がないと、復縁の場合でも言い逃れしようとしたり、嘘をつかれることも。

また、離婚となる場合は離婚条件を大きく左右するものでもあります。
できるだけしっかりとした浮気の証拠を確保しておくことをおすすめします。