探偵へのご相談の中には、「夫が浮気をしているのはわかっているのに、離婚に応じてくれない」「妻が浮気をごまかして離婚の話し合いをしようとしない」といったものもあります。

中には、夫の浮気から離婚したいと話を切り出したところ、「男の浮気くらいで離婚なんて、裁判もお前に不利だぞ。財産分与はしないし、子供の養育費も払わない。一人で育てられるのか?」と脅かされた。
妻に浮気の話をしたら「ただのお友達。浮気なんてしていないのに、しつこく疑うあなたがモラハラ(モラルハラスメント)だわ」などと言われた、などとというケースも。

浮気に対して開き直っている、あるいはひたすら逃げる配偶者との話し合いは、難しいことが多いものです。
離婚をすすめようとしても、確かな浮気の証拠がなく、周囲が相手配偶者の方を信じてしまい、トラブルになったというケースもあります。

配偶者が浮気をしている場合、まず、調停や裁判でも認められる「浮気の証拠」を持つことをおすすめします。

「浮気の証拠」は、具体的には「不貞行為の証明」となります。

ホテルや相手の部屋、家への出入り、旅行など、「行き先」「滞在時間」等を動画や写真として保存したもので、第三者がみても「本人である」とわかるものが有効です。

浮気の証拠を確保することで、離婚についての話し合いや、話し合いができない場合の離婚調停(家庭裁判所での調停)をすすめやすくなります。

離婚調停では、離婚を希望する側が、結婚を継続できない理由(不貞行為)を説明する必要があります。

その後に、離婚できる内容かの確認、離婚する場合の慰謝料、財産部如、子供の親権、養育費などの条件を裁判所から提案してもらい、配偶者と離婚の条件を決める形になります。

「とにかく早く離婚したいから」と進めてしまうと、不利な条件での離婚にもなりかねません。
配偶者の浮気で離婚をお考えなら、しっかりとした準備をおすすめします。

夫や妻の浮気でのお悩み、離婚希望での浮気調査、ご相談などがございましたら、どうぞご相談ください。