婚約やプロポーズの後に、婚約者(交際相手)から借金の申し込みがあり、結婚詐欺ではないかとご不安になった、あるいは家族が交際でそういったことがあり、心配している――こういったお悩みもあります。

お金の内容については、結婚式や引っ越しの費用、アパートやマンション、車の費用、家族の病気、事故、仕事のトラブルなどを理由にすることが多いようです。

借金ではなく、保証人になってほしいと頼まれたり、自身が仕事で販売している高額なものを購入してほしいと言ってくることもあります。

結婚詐欺や、利用されていただけだとわかったときでも、「お金や物を取り戻す」のは、難しい事もあります。不安な部分があれば、お金を貸す前・保証人になる前に確認した方が無難です。

交際期間がある程度あるのに、家族や友人にまったく紹介されていない、家に招かれたことがない、仕事先への連絡をさせない、他の人に会うのを嫌がる、写真を撮られることを避ける、などということがあれば、やはり注意なさった方がいいでしょう。

交際相手が既婚者、あるいは本命の恋人が別にいる可能性もあります。

中には調査を行ったところ、偽名だったケースもあります。
他にも、年齢や経歴が聞いていたものとまったく違っていたということも。

見栄などで多少の誇張がある程度であればともかく、あまりにも違いが出てくるのはトラブルの元です。

特に、偽名、偽の住所を使っている場合は真面目な交際とはいえませんし、詐欺や利用目的での交際の可能性は高くなります。
(※両親の離婚や再婚等で苗字が変わっているケースはあります)

真面目な方が、交際相手を思うあまり、「自分は絶対にだまされていない、大丈夫」と根拠なく信じきってしまうこともあります。
「もしも」があれば感情的に判断せず、確認をしてから、交際についてお考えになった方がいいでしょう。

また、ご家族が心配で説得したが、耳をかさないといったこともあります。
そういったときには、話を聞いておかしいところを冷静に質問してみる、それでも本人がおかしいと認めなければ、事実関係をあきらかにした上で、その証拠をもって説明する方が納得されやすいようです。

婚約者・交際相手の不安な言動や行動でお悩みなら、どうぞご相談ください。

(※差別調査は行っておりません)