配偶者の浮気がわかったが、復縁をすることにした――
このときに、気をつけたいことがあります。

・復縁をあせらない
浮気からの復縁にはどうしても時間がかかるものです。
配偶者側も罪悪感や落ち着かない気持ちから、態度が安定しないこともあります。
「やはり前のように戻れない」と短期間で判断しない方がいいでしょう。

・暴力、暴言は絶対に避ける
浮気からの復縁中で感情的になってしまっても、暴力、暴言は絶対に避けましょう。
どうしても気持ちが落ち着かないときは、冷静になれるまで距離をおいた方が無難です。
気持ちがどうしても不安定であるときは、カウンセリングのご利用もおすすめです。

中には、浮気をした配偶者側が逆ギレで暴力をふるってきたり、暴言をはかれたというケースもあります。
この場合は、ご自身とご家族の安全を最優先し、冷静な状態での話し合いや、本当に復縁できるかを判断なさった方がいいでしょう。

・仕返しや嫌がらせはしない
復縁中に浮気の仕返しや嫌がらせをするのはやめましょう。
口をきかない、無視する、家事を放棄する、生活費を減らす・渡さない、子供を近づかせない、といったことがあると、関係が悪化してしまいます。
当たり前のようですが、復縁後は家庭を大切にするようにしたいものです。

・繰り返し浮気を責めない
浮気のショックで感情的になり、話し合いで配偶者を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、復縁をすすめているときに、くりかえし責めたり、愚痴を言う、泣くということが続くと、配偶者側が「やりなおせない」と思ってしまうこともあります。
繰り返し責めたり、浮気の話をむし返すのは避けましょう。

・浮気を疑う態度をみせない
浮気をした配偶者側が別れを切り出す理由として「いつまでも信用してもらえない」「疑われ続けるのが辛い」というものがあります。
あまりに頻繁に携帯に電話をし、所在確認をする、繰り返し「浮気してない?」と聞く、浮気についてカマをかけるなどし続け、関係が冷え込むことも。
2度目の浮気は気になるものですが、疑いを表面に出さないでおきましょう。

本当に2度目の浮気が疑わしいときは、配偶者に気がつかれないように、予定や行動のチェックをする、浮気チェックシートなどで客観的にチェックするのも方法です。

その上であやしいと思えた、あるいは浮気が確認できたというときは、浮気調査等で確実な証拠を確保し、今後をお考えになった方がいいでしょう。

 

ただし、浮気相手との関係はきれていても、「浮気相手側がしつこく連絡してきている」「仕事関係や近所にばらすなどで脅されている」「仕事上などでやむをえない連絡である」といったこともあります。
事実確認はしっかり行われることをおすすめします。