家出・失踪していた家族や友人を発見、帰宅したときには、ほっと喜ぶことこと思います。
「家出人捜索願」を出しているのであれば、届出を出した警察署へできるだけ早く連絡を入れましょう。

ただし、帰宅後の対応や衝突から、関係がこじれる、再度の家出・失踪につながることもあるようです。

下記については特に気をつけましょう。

  • 絶対に暴力をふるわない
  • 暴言や侮辱はしない
  • 繰り返しの愚痴や叱ることで追いつめない
  • 家から出さない、外部と一切連絡させないなどで束縛しすぎない
  • 家出の原因を放置する・無視する

まず言い分を聞き、話し合いや意見を告げるときは冷静に行いましょう。
お互いに感情的になりそうであれば、一度落ち着くまで時間をおく、信頼できる方に同席してもらうなどなさった方がいいでしょう。

家出・失踪後のアフターケア

 

家出にはなんらかの理由があるものです。
家族も理由がわかっている場合は、話し合い、できるところは協力して解決をはかりましょう。
理由がわからない場合は、共に解決したいという姿勢をみせ、落ち着いて話し合います。
どのような内容で合っても、話を一度すべて聞いてから判断・対応する方がいいでしょう。

ただし、中には本人がかたくなに家出の理由を言いたがらないこともあります。
家族に相談できないようであれば、本人と親しい人や、信頼していると思える人に話を聞いてもらうという方法もあります。

中には、友人や恋人、第三者が絡んでの家出だった、いじめを受けていた、弱みから脅されていた、病気を気にしていた、隠していた借金があったなどとわかったケースもあります。
帰宅後も態度が落ち着かないようであれば、帰宅後の行動・交友関係に注意しましょう。

家出から帰宅後、精神的に落ちつかない、体調を崩すといったこともあります。お互いの健康面にもなるべく気をつけたいものです。