夫や妻の浮気では、一度だけでは無く、浮気をくり返す場合や、複数の浮気相手がいることがあります。
こういったお悩みの例もあります。
「夫が浮気をくり返し、やめてほしいと話しても、隠れて浮気を続けている。遊びの浮気なのだから大目に見てあげたら?と親にも言われ、とても辛い」
「妻の浮気がわかった。話し合い、浮気相手と別れさせたが、他にも男友達はいるので気になる。また浮気をされるのではないかと心配になってしまう」
くり返しの浮気をやめさせたい、浮気の再発を防ぎたい場合、「浮気をやめてほしいことを話す、浮気が悪いことだという意識を持たせる」「浮気は離婚などのマイナスな結果になることを告げる」ことが、抑止力になることが多いようです。
まず、配偶者がはっきりと「浮気をやめてほしい」と意志表示を行います。
遠回しな言い方ですと通じない場合もありますので注意しましょう。
浮気に関する話し合いでは「浮気なんかしていない」「ただの友達。勘違いだ」などと濁されることも。
言い逃れできない浮気の証拠を確保し、浮気をやめてほしいこと、もう二度としてほしくはないことを話します。
今まで話しても駄目だった場合は、子供や家族が悲しむこと、浮気相手の家族がいる場合、そちらも悲しむことなども話してみます。
夫婦間での話し合いでは浮気をやめなくても、家族や自分の父母、友人などに言われたことで、ようやく「浮気は人を傷つける、家庭を壊す」と、ようやく理解することもあります。
話し合いでは浮気をやめるというが、心から反省はしていない、あるいは、話では通じなかったというときは「浮気は離婚などのマイナスな結果になることを告げる」形になります。
お互いに感情的になって話ができないときは、弁護士や信頼できる第三者を同席しての話し合いの方がいいでしょう。
「浮気を続けるようであれば、別居する、あるいは離婚する」
「浮気相手への慰謝料請求を行う」
「調停や裁判になった場合、浮気について会社や職場に知られることもある」
こういった形で具体的な例をあげていきます。
ただし、離婚するつもりがないのに離婚を切り出す、子供の親権を手放すつもりがないのに「子供は一人で育てて」などと言うのはやめましょう。
あくまで、本当にできること、考えていることを具体的にあげて話をします。
離婚の可能性を切り出す場合は、そのまま離婚になる可能性も考えて、充分な準備を行っておきましょう。
配偶者との話し合いの前に、探偵による浮気の証拠の確保、弁護士への離婚相談などをなさることをおすすめします。